「床屋に行くと、どこかおじさんっぽくなる。かといって美容室に行くと、なんか中性的でしっくりこない」——都城でメンズ専門の美容室を20年やっていると、このセリフを本当によく耳にします。
ツーブロックを入れているのに、なんとなく野暮ったい。フェードにしたいけど、どこで頼めばいいか分からない。そしてこの二つを「同時に」うまく決めている人を見ると、「どこで切ってるんだろう」と気になる——そういう悩みを持つ方が、都城でも確実に増えています。
この記事では、ツーブロックとフェードを両立させるための具体的な3つのコツを、30年の業界経験と日々のカット実績をもとにお伝えします。「どっちが似合うか」という選択の話ではなく、「いかに二つを共存させるか」という技術と判断の話です。
こんな方におすすめ
- ✅ 床屋では野暮ったく、美容室では中性的になると感じてきた方
- ✅ ツーブロックを入れているが、フェードとの違いや組み合わせ方が分からない方
- ✅ 自分の骨格・髪質に合った男らしい短髪スタイルを知りたい方
- ✅ 白髪や薄毛が気になってきたが、隠すより自然に整えたい方
- ✅ 都城で「任せられる」指名先を探している方

なぜ「ツーブロック×フェード」は難しいのか——床屋・美容室それぞれの限界
まず前提として、ツーブロックとフェードは似ているようで、技術的にはかなり異なります。
ツーブロックは、サイドや襟足のアンダーセクションをバリカンや鋏で短く刈り、上の髪との間に明確な段差を作るスタイル。一方フェードは、最短0mmからトップに向かって少しずつ長さを増やし、グラデーションで「消えていく」ように仕上げる技術です。グラデーションを作るには、0.1mm単位でのバリカンコントロールが必要になります。
床屋さんが得意なのは、伝統的な刈り上げと顔まわりの整え。ただ、フェードのグラデーションを「日本人の骨格・髪質に合わせて」作り込む技術は、専門のトレーニングを積んでいないと難しい領域です。美容室はその逆で、カット技術はあっても「男らしい短髪の似合わせ」という観点が弱く、ふんわり中性的な仕上がりになりがちです。
私・谷口は理容師と美容師のダブルライセンスを持ち、フェードカットを習得するために東京の講習会に何度も足を運んできました。その経験から言えるのは、ツーブロック×フェードの両立は、両方の技術体系を理解している人間が担当するかどうかで、まるで仕上がりが変わるということです。
では具体的に、何をどうすればいいのか。3つのコツに絞って解説します。
コツ1:「刈り上げラインの高さ」を骨格で決める
ツーブロック×フェードを失敗させる最大の原因は、刈り上げラインの設定ミスです。
日本人は欧米人に比べて、ハチ(側頭部の張り出し)が広く、後頭部が絶壁気味の方が多い。このタイプに対して、欧米のバーバー動画と同じ高さでフェードラインを入れると、ハチの張りが余計に目立ち、頭が四角く見えてしまいます。
私が都城のお客様を担当する際、まず確認するのはこの3点です。
- ハチの張り出し幅(広め・狭め)
- 後頭部の丸み(絶壁か、丸みがあるか)
- 耳の高さと位置(耳が高め・低め)
ハチが張っている方はフェードラインをやや低め(耳上0.5〜1cmあたり)に設定し、サイドのボリュームを削ることで頭の縦長シルエットを作ります。後頭部が絶壁の方は、バックのフェードラインを後頭部の丸みが出る位置に合わせて微調整します。このあたりの判断は、カウンセリングの段階で実際に触れながらでないと正確には分かりません。写真を持参していただくのが一番ですが、「任せます」でも構いません。30年で積み上げてきた判断基準があります。
コツ2:グラデーションの「幅」を髪質で変える
フェードのグラデーションには幅があります。短い距離でガツっと変化させる「タイトフェード」と、広い範囲でなだらかに変化させる「ハイスキンフェード」では、仕上がりの印象が大きく異なります。
ここで重要なのが髪質です。
硬くて直毛の多い日本人男性の場合、グラデーション幅が狭いタイトフェードにすると、フェードラインがくっきり出すぎてツーブロックとほぼ同じ見え方になります。男らしいシャープさは出ますが、動きが出にくい。逆に柔らかい髪質の方は、広めのグラデーションを入れると自然なボリューム感が生まれ、トップとのつながりが美しくなります。
私が使用しているのはフェード専用バリカン。0.1mm単位で刃の高さを変えながら、一人ひとりの髪の密度・硬さ・生え方に合わせてグラデーションを作ります。カットの時間がかかるのはここに理由があって、「早く終わらせる」よりも「ちゃんと決まる」を優先しています。
なお、ツーブロックとフェードの選び方そのものが気になる方は、都城でツーブロックとフェード、どっちが似合うかを解説した記事もあわせて読んでいただけると、今回の内容がより立体的に理解できると思います。
✓ ここまでのポイント
- 刈り上げラインの高さは「骨格(ハチの張り・絶壁具合)」で決める。欧米スタイルをそのまま当てはめない
- フェードのグラデーション幅は「髪質」で変える。硬め直毛ならタイト、柔らかめならワイドで自然な仕上がりに
骨格・髪質・白髪の状態によってフェードの設計がこれだけ変わると分かったいま、「では自分の場合はどうなるのか」が一番知りたいところだと思います。hair-raum.jpでは、実際のスタイル事例や予約の流れを確認できます。読んで終わりにせず、自分の頭で試してみる最初の一歩にしてみてください。
コツ3:白髪・薄毛が気になるなら「フェードで活かす」発想に切り替える
ツーブロック×フェードの話をすると、40代・50代の方から「自分には若向きすぎる」という声をよく聞きます。でも、これは大きな誤解です。
むしろ白髪や薄毛が気になってきた方こそ、フェードの恩恵が大きい。なぜかというと、フェードのグラデーションは白髪の分布を自然にぼかす効果があるからです。白髪が多い部分に向かってフェードをかけると、白と黒のコントラストが柔らかくなり、「白髪が増えた」ではなく「自然に決まっている」印象になります。
先日担当したM.Nさん(54歳・自営業)の言葉が、この感覚を一番うまく表してくれています。
「白髪が増えて、どうしても年相応というか、疲れて見えるのが悩みでした。白髪をぼかすフェードにしてもらったら、隠すんじゃなく活かす感じで、自然に若々しくなった。頭皮のケアもしてもらって、抜け毛とかゆみが前より落ち着いてきた気がします。もっと早く来ればよかった。」
M.Nさん(54歳・自営業)
「隠す」のではなく「活かす」——これが白髪×フェードの正しい捉え方です。染めなくても、白髪を無理に隠さなくても、カットの設計次第で十分に若々しく、男らしく整えられます。
さらにM.Nさんの場合、カットと合わせて頭皮ケアも実施しました。短く刈れば刈るほど、頭皮が外気にさらされる面積が増えます。紫外線・乾燥・皮脂の酸化——これらが積み重なると、かゆみや抜け毛の原因になります。「短く刈るからこそ頭皮ケアが要る」というのが私の一貫した考え方で、カットと頭皮ケアはセットで設計するのが理想です。
フェードと骨格・髪質の組み合わせについてもっと具体例を見たい方には、都城でのフェード×クロップスタイルのお客様事例も参考になります。
「両立させる」には、担当者の技術体系が問われる
ここまで3つのコツをお伝えしてきましたが、正直に言うと、これらはすべて「担当者が何を知っているか」にかかっています。
私がRaum(ラウム)を立ち上げてから20年。フェードカットを本格的に学ぶために東京の講習会に何度も参加し、理容・美容のダブルライセンスを取得して都城に戻ってきたのは、まさに「この街の男性に、野暮ったくも中性的でもない、本当に男らしい短髪を届けたい」という動機からでした。
業界30年の経験の中で、都城の男性の髪質・骨格・生活スタイルを見続けてきた。夏の暑さで頭皮が蒸れやすいこと、農業・建設・接客とさまざまな仕事環境があること、そういう地域固有の背景も踏まえながら、一人ひとりの似合わせを組み立てています。
はじめてフェードに挑戦する方向けの詳しいガイドは、都城ではじめての本格フェードで失敗しない完全ガイドにまとめてありますので、こちらもあわせてご覧ください。
まとめ:ツーブロック×フェードを「決める」3つのコツ
今回お伝えした3つのコツを振り返ります。
- 刈り上げラインの高さを、骨格(ハチ・絶壁)で決める — 欧米スタイルをそのまま当てはめない
- グラデーションの幅を、髪質(硬さ・柔らかさ)で変える — 0.1mm単位のバリカンコントロールで自然な仕上がりに
- 白髪・薄毛は「隠す」から「活かす」発想に切り替える — フェードのぼかし効果で自然に若々しく
床屋でも美容室でも「なんか違う」と感じてきた方に、Raumが提案するのは「トラディショナル&モダン」なバーバースタイルです。男らしさとセンスを両立させた短髪を、都城の地で20年提供し続けてきた自負があります。
気になることがあれば、まずお電話でご相談ください。
📞 0986-26-7050
(火〜土 09:00〜19:00 / 日・祝 09:00〜18:00 / 月曜定休)
「隠すんじゃなく活かす」フェードが、白髪の悩みさえ変えてしまう——そのイメージが今回の記事で掴めたなら、次は実際に谷口に見てもらう番です。hair-raum.jpから予約の流れや施術事例を確認できるので、気になった今の気持ちのまま動いてみてください。


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